なりたくもないフリーターになった話。
中学生の時に
anegoっていうドラマがあった
篠原涼子は
バリバリ働く
キャリアウーマンの役だった
わたしはそういうのに憧れてた
自分もそうやって働きたいって思ってた
中学生の頃は
学級委員も部長も
体育祭の集団長もやってたし
勉強も学年で前から数番目だった
(高校に入った途端に
後ろから数番目になったけど☆
でもずっと
それなりに
真面目にやってきた
だからフリーターなんか
絶対なりたくなかったし
21,22ぐらいの時まで
自分もなる気はなかった
なんとなくイメージがよくなかった
なんでそういうイメージが
うえついていたのか謎だけど
それまでは
フリーターのイメージは
頭悪そうとか稼げないとか
正社員以外あり得ないとか
誰でもできる仕事じゃんとか
まあそんな風に思ってた
何よりも、
上京させてもらって
四年制の私立までいかせてもらって
正社員にならない
という選択肢以外はあり得ない
と思っていたから
でもなっちゃた
なんでかと言ったら
フリーターなんかなりたくない
っていう見栄よりも
自分が自信を持って
働ける仕事じゃないと意味ない
未来のためになる仕事がしたい
という気持ちの方が断然に強かったから
わたしは20歳のときから
ずっと自分のやりたいことを
探してきて、
でもそんな簡単に見つからなかった
そんな時にいまの
世界、社会のことを知るようになって
自分の知らなかった問題が
山ほど泣くほどでてきた
信じたくなかったし
知らないふりしたかったし
自分は関係ないって
目を向けたくなかったし
そっちの方が楽だったけど
やっぱりおかしいものはおかしいし
ただ自分が生きてる
一瞬の「楽しい」だけの仕事じゃなくて
未来の地球、自然、子どもに
いいもの残せる仕事がしたいって
思うようになった
いまはそういうことに目を向けている
素敵な場所が思い浮かぶけど
大学生の時は
そういう問題と自分との関係とか、ギャップとか
関わり方、考え方がまだまだ浅はかで
これだ!!!
っていう場所、会社を見つけられなかった
何で働くのか?っていう理由が
地球のために〜
っていう気持ちが大きかったから
どっかの会社でとりあえず就職して修行して
っていう気持ちもなかった
そして
大学を卒業するまでに
見つけることができなくて
学生の時からいたバイトを続けることにした
中学生の頃から
バリバリ働くキャリアウーマンになる
って思ってたのに
上京させてもらって四年制の私立まで行かせてもらって
1年休学して半年海外にも行かせてもらっていたにも関わらず
わたしは
絶対になりたくないし
なる気にもなかった
フリーターになった
自分が十分に納得できない場所に行くよりも
マシだと思ったから