今年は、成長とか、考えて、知った年でした。
いろんなこと
知るようになって考えるようになって
いろんな価値観を得て
いろんな人の影響を受けて
今年の1月か2月ぐらいに
頭が噴火しそうになるぐらい
どうしたらいいかわからなくなったのが
成長ってしなきゃいけないの？
っていうこと
わたし自身は
頑張るのスキだし
いろんな意味でこれからも成長は
していきたい！っていう気持ちはあるけど
この社会って
成長しなきゃいけないのかな？
みんな、みんな、何もかも
右肩上がりを目指し続けなきゃいけないのかな
だってそんなこと、し続けるから
人の心も人の命もなくなっている時代なんじゃないの
右肩上がりを目指し続ける
その裏で
何かが犠牲になっている時代でしょ
成長を否定はしないけど
それって必要？
どこまでいくの？
って不安になったし
自分の頭で考えてもわからなかった
一人の自分は
「犠牲を払ってまでの成長はいらないよ」
っていうし
一人の自分は
「でも成長を否定したらこれ以上人間は進歩しないの？
それを否定することにならない？」
っていうし
迷宮の迷路だった
すごく悶々としていた今年のはじめ。
そんな時
わたしを救ってくれたのが
この動画だった
夜中の1時ぐらいから見出して
そのまま3時ぐらいまで
食い入るように見た
なんかビール飲んでるおっさんが
「これから成長なんて無理だよね」
って話てて
心震えた。本当に。
わたしが思ってた感覚っておかしくなかったんだ
って思えた。
それからこの対談も面白い
そんなことから
今年はいままで読んだことのない本も
少し読んで勉強した
藻谷さんは
人口の減少から
経済成長は難しいって言ってて
デフレの正体-経済は「人口の波」で動く-角川oneテーマ21-藻谷-浩介
経済学者である水野さんも
歴史的に見ても資本主義は限界なんじゃないか
って言ってる
それらをまとめるような
この三連発で
はい。もう試合終了。
と思わざるをえない。
今年はこういう
自分のいま生きて生かされてる
資本主義、経済成長についても
疑問を思って
現状を知ることができたのが
収穫だったと思ってる
いま、自分もこのシステムの中にいるんだ
っていう当事者意識を持ててよかった
それを知った上で
じゃあわたしはこのシステムを捨てます
と言って山奥に一人で移り住むことはしない
けど
やっぱりどこにお金を使うか
お金を流すかっていうのは
より考えなきゃって思うようになったし
誰か、何かが作ったものを買うんじゃなくて
自分で作るということも知れた
商店街をなくしてるのって
自分の買い物なんだっていう意識
買い物は投票だっていう意識
忘れないようにしたい
資本主義の問題を考える時に
わたしは資本主義の
全て、100％を否定したいんじゃない
でも
いまは人類史上初めて、歴史上で初めて
資本主義が行き過ぎている時代になった
そこらへんにある株式会社を否定したいんじゃない
世界企業と呼ばれるような
企業が大きくなりすぎたのだ
国よりもその企業の方が強くなってしまったから
そしたら国民主権もなくなる
そしたら誰のための政治になる？
国民ではなく企業だ
わたしはそれがこわい
こわいけど
そんな時代を生きてる自分
でも
それってすごい！
これから変えられるってこと！
そう思わないとやってらんないぐらい
この世界は汚くて終わってる
けど終わらせない
そしてわたしよりも
たくさん生きて知識もたくさんあって
それを教えてくれた
おじさん先輩方には感謝な年でした
歴史も経済も政治も知識
