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念願だった高月美樹さんと冨田貴史さんの和暦のお話会に行ってきた。シンクロニシティと大阪味噌仕込みのお話。

高月美樹さんと冨田貴史さんのトークイベントに

行って参りました〜

これ↓

2/6(土) 高月美樹 & 冨田貴史 和暦トーク「和暦のある暮らし ~センス・オブ・ワンダー・・・生物多様性、自然農、小さな声を聴く~ | Facebook

 

 

 

三宅商店のHPから高月さんの手帳を見つけて

これは買わなければ!と思い

和暦日々是好日。を即買い!

 


  

そしたらFacebookでイベント発見!

 

 

 

しかも、しかも

ずっとお話を聞いてみたかった

冨貴工房の冨田さんもお話してくださるということで

とても、とても、楽しみにしてました。

 

 

 

会場は三軒茶屋

from Earth Cafe "OHANA"(ふろむあーすカフェ・オハナ)

 

 

 

昨年、一度大切な友達とカフェしたところでした。

 

 

 

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1時間半ぐらい二人でトークしてくださり

残りの30分で参加者から一言の2時間のイベントでした。

 

簡単にトーク内容を箇条書きで、、、

  • 和暦ダイアリーは今年で13年目
  • 和暦のある暮らしと今年のテーマは小さな生き物
  • ダイアリーの表と裏にカラーの生き物たち

 

 

  • 暦=旧暦=和暦=明治6年改暦まで使われていた
  • 暦と生物=自然観察日記
  • この時期、主にこの地域ではこういうものが見られるという目安
  • 暦は古いものではなく今も生き続けているもの
  • 小さな声を聞くこと
  • 自然との向き合い方

 

  • 暦の元である太陽暦は紀元前から
  • 昔は山のてっぺんの形をみて農作業をはじめていた
  • マニュアルから外れて自分の五感、感性で生きる
  • 遠く離れた国とも交易しやすいようグレゴリオ暦になった
  • いつ何をしたらいいか機械的に

 

  • 種、生態系は守っていかなければならない
  • 一つの種が失われる=連鎖していくつもの他の種が失われる

 

  • 暦は永遠に変わらなく、シンプルで奇跡的
  • ギフト&エコノミー
  • 生態系は本当に有りがたいのに今は「自然をいかに「管理」するか」
  • 太陽、月、星が巡ってくれている

 

  • 右肩上がりは、必ず崩壊する、どこにいくかわからない
  • 成長しなければならない仕組みは地球を滅ぼす
  • 全てのものは回転している、周り続ける
  • その中に生きている
  • 気持よく循環させていく

 

  • 陰と陽
  • 陽であり続けることはない
  • 陰陽五行
  • 土用が失われている
  • 土が循環を促す
  • 死滅と生育、死生観
  • 土は命の源、全部土にもどる

 

  • フード・マイレージ
  • 世の中は世界的な貿易を拡大し続けている
  • あまり移動させないほうが良い
  • 想像力の欠如、有り難みが減っている
  • ロシアダーチャを日本でも
  • アーバンパーマカルチャー
  • ゲリラガーデン

 

  • この手帳を使い出すと移住する人がかなり多くいたりする笑
  • みんな年収は半減たけど豊かになったとのこと

 

 

 

 

 

ざっと書くとこんなことをお話してくださいました。

私が印象的だったお話を一つずつ。

 

 

高月さんからは

バイオリズム日記とシンクロニシティのお話

 

見た夢、偶然誰かに会った人

電話しようとしたらかかってきた

体調が悪くなったら前の日に誰に会ったとか、、

 

そういうのは体が否応なく反応している。=シンクロニシティ

 

シンクロニシティ誰でも普通にあるもので

それに本人が気づいているか、いないかだけ。

だから高月さんは地震とかも空も見てわかるらしい。

 

昔の人は何かあるなっていうのを

なんとなくキャッチしてた。

そんな感じ。

 

そういうのをやっていくと

だんだんと一つの方向に流れていってるな

っていうのが分かってくる。

自分の方向性が分かってくる

 

それは自分の頭で考えたものではないものだったりする。

頭ではこっち、こっちって思っていても

実際に起こっていることは逆だったりする。

 

でも

起きてる時点ではそのことの意味は分からないもの。

もっと大きな働きの中にあるから

そっちの方に委ねればいい。

 

そうすると何年もしたあとにこういうことだったのか

ってわかるときがいつかくる。

 

だから頭ではなく

感じる方、直感、世界とシンクロしている方

点と点で結んでいくといい。

 

手帳もそういうふうに

気になったこと、

ふと思いうかんだことを書くといい。

 

そういうのが一番重要なのに人は、

誰と何月何日に人と会うという予定で

いっぱいにしてしまう。

 

大事なこと、気づいたことを時系列でつけていく。

そうするつある一定の方向に向かっていく。

っていう感じ。

頭ではなく、

起きているそっちの方にいってみようかな

って考えはじめると

いかに自分が必要にないところにいっているか

無駄なところにいっているか

ということがみえてくる。

 

 

 

ということを話てて

こういうのを引き寄せとかいうのかもしれないけど

そういうのってやっぱりあるんだなあと。

 

わたしも直感型な人だから

改めて直感を大切にしていこうと思ったし

新しい手帳は予定だけでなく

気づいたこと、感じたことを書いていこうと思いました。

深いお話でした〜

 

 

 

冨田さんも興味深いお話をたくさんしてくださったんだけど

その中でも私が印象深かったのは

大阪での味噌仕込みのお話

 

大阪の中津という場で二ヶ月に一度くらいのペースで

100キロぐらいの味噌を仕込んでいる。

 

味噌蔵のような場を作る

自分の作った味噌を食べてほしい

味噌文化復活を意にして作っている。

 

そうすると大豆を仕入れる。

自分の価値観で遺伝子組み換えではない

農薬、化学肥料を入れていない、在来種の大豆を仕入れている。

食べたいから、

そしてそれが環境に対する一つの貢献だと思っている。

 

直接連絡をして仕入れるといろんなことが見えてくる。

 

一つは脱穀が間に合わないという話。

脱穀が間に合わず、脱穀前の大豆がどかっとくる。

でもそれはうちでもできる。

大豆を育てることはできないけど

脱穀は仲間を集めればできる。

 

そうすると

「農家さんはこんなことをやってるんだ!

じゃあキロ300円は安いね!」みたいな。

「もう100円高く買わない?」みたいな

値切らないどころか、高く買っちゃう。

 

そして安く買えれば、本当に感謝できる。

関係性が変わる。

 

一方で

買い手がいるかわからずに

大豆を栽培するのが怖い

と思っているから

自然農をやっていない、

潜在的には自然農をやりたい

農家さんは結構いる。

 

消費者が豆料理を

たまに食べるぐらいでは消費量がよめない。

 

でも二ヶ月に一回

30キロの大豆をまとめて買ってくれる人たち

大阪にいる知れば、安心して大豆を育てられる。

 

「だから今は

そうやって冨貫工房が大豆を買ってくれるから

周りの農家に自然農をやるといいよ」と言えるんだ

っていってくれるようになった。

 

 

 

 

 

このお話を聞いた時に

ああ、都会でもそういうことができるんだ。

って思った。

 

循環型の経済とか、農家さんを応援するとか

畑をするとかって

イコール

地方でしかできないこと

って私は思い込んでいて

 

わたしもこの手帳買っちゃたし

いつかどっかに移住するかなって思ってたけど

 

大阪のような大きな都市でも

そういうことができるんだ!っていう気づきと希望。

そんなことを教えてもらえたお話でした。

 

 

 

 

二人のお話が終わってから

参加者の一人一人一言話す時間があったんだけれど

やっぱり素敵な人ばかりで

 

手帳使ってます。

来週から島根に移住しちゃいます。

とかいう人とか

 

大学で東京に出てきたけど

それから今は地元に戻って農業してます。

という人とか

 

丁寧に暮らしたいと思って食だと思い

四季を感じられるのはやっぱり日本料理だと思い

板前さんのとこで修行してます。

という人とか。

 

 

 

 

イベントページでも

興味がある人80人もいて

やっぱりこういうものを知りたい

大切に生きていきたいという人が

増えつつあるのかなあと感じました。

 

 

 

 

星と月のこと、暦のことを

もっともっと知りたいし

大切に生きていこうと思います。

 

 

 

そしてそしてなんと、、、

4月に冨田さんの書籍が出版されるそうで!!!

今からとてつもなく楽しみです!!!

 

それから高月さんが紹介してくれた

にっぽんの七十二候 | 瀬戸口しおり, 高月美樹 | 本 | Amazon.co.jp

 

これ買って勉強しよっと。

 

 

 

にしても

冨田さんのお話が想像以上、妄想以上に興味深く

毎日でも聞きたい。。。

素敵な方でした〜